迷子ペットを見つけた時、捕獲は飼い主さんの仕事です

迷子ペット捜索人
迷子ペット捜索人トップ プロフィール リンク集
捜索方法取材記事発見率

捜索方法をご覧になる前に

まず連絡してみましょう

ポスター・チラシ例

発見率を上げるために

探し方・猫

猫はどんな所に居る?

探し方・犬(中型犬以上)

探し方・犬(小型犬)
発見率を上げるために

発見率を上げるために飼い主様がしなければならないこと

以下に迷子になったペットの発見率を上げるために、飼い主様がどのような心構えで何を準備しておけばよいかという事を申し上げておきます。

*捜索の状況がわかっている人が、いつでも電話に出られる状態にしておく

ペット探偵社に依頼した時は、捜索に使用するポスターやちらしには飼い主様の連絡先の他にそのペット探偵社の連絡先も載せているのが普通ですが、私共の経験からペット探偵社の連絡先より飼い主様の方に直接情報が入る事の方が多いようです。
お仕事をなさっている方がいつでも電話に出られる状態にしておくという事は非常に難しい事と思いますが、たった1本の電話が発見に繋がる事もあるのです。もしいつも電話に出るのは難しいという事であれば、捜索の状況がわかっている方に電話番をお願いする(又はその方の連絡先を使わせてもらう)のが良いかと思われます。最悪でも留守電を使えるようにしておかなければ発見の確立は極端に低くならざるを得ません。
どうしても留守電にするしか方法がない場合は普段使っているメッセージの代わりに、ご自分の声で「○○です。迷子のペットの情報ありがとうございます。よろしければご連絡先をお願いします。」というようなメッセージを吹き込んでおく事をお勧めします。
ずっと情報が入らないから待っていても無駄だろうと考えがちですが、有力な情報はいつ何時入るか誰にもわからないのです。情報が無い時こそこれらの事を徹底しておく事が最終的には発見に結びつくのです。

*情報チェックシートを用意する(いざ電話が掛かってきた時のために)



情報チェックシート
毛色  
毛の長さ
 
尾の長さ、形  
体型  
首輪、鈴  
その他の身体的特徴  
日時    月   日   時頃
場所       丁目   番地の      で
方向          の方へ        した
Tel         −      −               
情報元 様より

飼い主様が、いきなり情報が入って嬉しさのあまり肝心な事を聞き忘れてしまうケースは以外と多いものです。後から聞こうと思っても相手の連絡先がわからなければどうしようもありませんし、連絡先を教えるのを好まない方もいらっしゃいます。上の表のようなものをご用意いただくのが理想的ですが、ここまで念入りにしなくてもご自身で簡単なものをご用意された方が良いでしょう。以下に最低何をチェックすればいいかという事を記しておきます。

1 いつ見たか・・・何月何日何時頃出来るだけ正確な日時
2 どこで見たか・・・住所、番地、目印となる建物など。猫の場合は○○さんの家の庭で、など できるだけ詳しく聞けたらベスト
3 特徴・・・相手の方が見た猫・犬の毛色や尾の形、首輪の有無など
4 方向・・・最後に見た地点からどっちの方向に行ったか。犬の場合は得に重要
5 情報元・・・情報を教えてくれた方のお名前と連絡先。無理には聞かない方が良い

以上の5つが挙げられますが、これは捜索範囲内に不明ペットと類似したペットが存在する場合や、複数の情報が同時に入った場合に、どの情報を最優先するかという事を判断するのにも必要になってきます。相手の方の時間の許す限りできるだけ詳しくチェックして紙に書き記しておきましょう。

*捜索範囲の地形や目印、住所・番地がすぐわかるような地図を用意して、なおかつしっかり頭に入れておく

迷子のペットを捜すために必要不可欠なのがその地域の地図です。私共が依頼を受けた時は捜索範囲の地図をコピーして飼い主様にもお渡ししていますが、それにもかかわらずこちらが現場の住所をお伝えしても飼い主様自身がその場所がわからず右往左往してしまうケースが意外と多いのです。せっかく目の前に捜しているペットがいるのに本当にもったいないと思います。
実際に長年そこに住んでいる方でもその地域の住所や番地はごく近所でなければわからないというのがほとんどでしょう。何か目印になる建物等があればいいですが住宅ばかりで目印になるようなものが何も無い所もありますし、コンビニやスーパーですと同じ地域に何軒もある場合もあります。混同を避けるためにも情報の場所は住所で控えておくのが一番です。
地図をすぐに見れる所に用意するのはもちろんですが、それだけで安心せず、地図をじっくり見てある程度の位置関係を頭に入れておきましょう。

以上の事はよく考えてみればあたりまえのことです。しかし、今までの経験からそのあたりまえのことが実行できていない飼い主様が多すぎるため、あえて新しく書き足しました。ご自分は大丈夫なのか、今一度確認される事をお勧めします。



Copyright© 2003-2014 Toru Muto All rights reserved.